動態視力 | |
子供の動態視力(インターネット調べ) ロングトスバッティング練習のすすめ |
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3つの視力 | 視力には中心視力、周辺視力と動態視力がある。 (動態視力は眼科用語では無い。) |
中心視力 周辺視力 動態視力 |
中心視力は一般的な視力である。 (眼科で視力を計測する、視力1.2というもの)。 周辺視力(視野)においては子供の視野は大人の半分ほどしか無い。 (普通、眼科では計測しない。航空身体検査などで計測する。) 子供の動態視力は大人と比較して著しく低い。 (計測する装置や方法を筆者は知らない) 子供は向かって来る車は止まって見える。 (動いている、という認識が残らない。見たものはすべて停止していると認識している。) |
網膜 視細胞密度 水晶体 |
目の大きさ、網膜の中にある視細胞の密度の濃さ、水晶体の動きなどで、 この3つの視力が決定される。 子供はこの大部分が未発達である。 目の大きさ=周辺視力に関係。 視細胞の密度=中心視力に関係。 水晶体の動き=動態視力。 |
動態視力 | 動くものをきちんと見ることのできる視力、この目の動きを動態視力という。 ボールをあつかうスポーツ選手は、すべて、この動態視力にすぐれている。 野球選手に、動態視力がないと、見送り三振したり、エラーしたりするようになる。 |
スポーツビジョン | 動態視力をスポーツビジョンとも言う。移動する一つの物体を追い続ける能力である。 |
3つの要素 |
野球で打率を向上させ、力強くヒッティングするためには、 1.動態視力と、 2.ボールが来ているポイントにバットを持ってこれるバットコントロールと、 3.遠くへボールを運ぶスイングの3つの要素が必要です。 |
バッティングの 向上 |
動態視力の向上させる練習は、とにかく前から向かってくるボール(移動物)を見る以外に無し。 バットコントロールを向上させる練習は力を入れずに軽く降って脳からインナーマッスルへの神経伝達経路を開き、まず反射神経を作る。 次に反復練習を行い、条件反射を無条件反射に置き換える。 遠くにボールを運ぶスイングは、物理的に、ボールの進行軸とバットの打面の角度が直角で、バットがボールに与える力学時間が長く、打球にバックスピンがかかれば遠くへよりよく飛ぶ。 この3つの要素の向上がバッティング向上となる。 |
結論 |
動
態視力が向上しない限り バッティングの向上は有り得ない。 子供のバッティング練習は 動態視力向上の為、 バント練習と ロングトスバッティング練習から入るべきである。 特に、低学年・野球初心者においては バント練習を優先的に実施すべきである。 |
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