平成15年夏の甲子園大会優勝チーム・常総学園・木内監督の言葉 ゲームの後のインタビューで 茨城弁で・・・ |
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ここは勝たんといかんので: 「ちょっとバントが多かったけんど、ここは勝たんといかんので・・・」・(準決勝の 試合後) 試合で着実に勝つ為にはバントは絶対必要な技術であり戦法です。 ノーアウトでランナーもいない状況でバントなどする必要はありませんが、「ここで着実に進塁。」「ここで確実にスクイズで1点奪取」など選手を優勝させるためには絶対なレベルまで練習すべきです。 |
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ピッチャーの球が低目に決まっていたので: ランナー2・3塁・外野オーバーされれば大量得点となる場面で外野を前進守備。 低目のボールを打たれても遠くへは飛ばない事を意識して。 「采配の勘」が最高な監督ではあるが、 試合の最中に何処を見ているか、勉強になる。 監督は怒鳴ってばかりいてはいけない。静かに 試合の流れを見て采配しなければ。 |
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ここは思いっきり: 優勝決定戦で、 ノーアウト・ランナー1塁のような状況。普通なバントで送る所だが、強気でヒッティング指示。 選手も乗って、ヒッティング成功。 「最後の決勝戦くらい思いっきりやらしてやらねば、、、」との弁 優勝決定戦で思いっきり「野球」を楽しむ選手達の心が感じられる。 |
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甲子園は最高の教育の場: 「甲子園に来たとたん、選手みんな優等生になりよる。甲子園は本当に最高の教育の場です。」 優勝インタビューの言葉です。勝ち負けだけではなく、教育の現場でもある事を考えておられる証です。野球指導50年。何の為の野球指導者かを思い知らされます。 野球が上手いだけでは指導者には成り得ない。野球指導者は教育者でもあるのだ。 |
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どんな事でちゃんと教えてくれる。(卒業した選手達の言葉・プロ野球選手含む) 「理屈で来る子供には理屈で、感性で来る子供には感性で教えてやらんと。」 理論と実際が美しく織り交ざり、選手個人に適した指導方法を実践。 |
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