審判クイズ・解説3:アピールプレイ 野球若葉マークのお母さんはちょっと勉強。 知ってたと思ってたお父さんはおさらい。 |
「ベースの踏み忘れ・タッチアップが早すぎた。」などを野手が目撃しており、この不正を野手は審判に アピール(攻撃側チームの規則に違反した行為を指摘して、審判員にアウトを主張し、その承認を求める行為) します。塁審はランナーの触塁・離塁を確実に目視確認しなければなりません。 設問の状況は3人制の審判制度を往々にしてある事ですが、3塁審判が限りなく素人なお父さんで自分が 目視を怠った、または目視できなかった状況にある場合、どのように対処するかを解説したいと思います。 このような場合、3塁の塁審は即座に球審を指差します。 球審は3塁の塁審がボールを追い掛けていった事を知っているので、タッチアップ確認目視をしています。 3塁の塁審がモタモタすると騒動の元になります。当番だからと言って中途半端はできません。 気合を入れて塁審を実施しましょう。「自分がジャッジ出来なければ誰かを指差す。」と覚えておきましょう。 P.S. 実際にこの事が元で球審に対しチーム監督が口論をし、子供の前で球審に暴言を吐くまでに至り、 その場で監督は退場、そのチーム監督とチーム代表は公式試合出場停止の処分がなされた事件がありました。 さらにこの球審は少年野球への情熱を失われ、審判員を辞されました。 「子供が大好き、野球が大好き!」だったこの球審をこんな気持ちにまでする暴言には怒りを覚えます。 敵も味方も少年野球の応援は一所懸命です。この敵味方両チームの狭間にいて中立の立場で審判される 審判員に敬意を表すべきです。 3塁の塁審がしっかりしていればこのような事件にはならなかったと思います。 |
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